砂糖の調理性
ハレ・ケとは?
ハレの日
料理の世界で「ハレ」とは非日常を意味し、特別な日、区切りの日、節目の日等の時にお赤飯や紅白餅など縁起を担いだ特別な料理を食する。
もともと「ハレ」とは、折り目・節目お指す概念である。
「ハレ」の語源は「晴れ」であり「晴れの舞台」(生涯に一度ほどの大事な場面)「晴れ着」(折り目・節目の儀礼で着用する服)などの言い回しで使用されている。
現代では天気が良い事を単に「晴れ」というが、江戸時代辺りは長雨が続いた後に天気が回復し晴れ間がさしたような節目に当たる日についてのみ「晴れ」と記された記録がある。
「ハレ」の非日常=儀礼や祭り というとらえ方が多い。
ケの日
「ハレ」の日に対して「ケ」の日は、日常を意味する。
「ケガレ」の概念を含み、「ケ」「枯れ(ガレ)」とし、邪鬼の意味を持たせる捉え方もある。
*「ハレ・ケ」の概念は、民族学検知から別な見方もあるがここでは、料理の中で使用させる一般的な概念を取り上げている。
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